ベッド用の敷きパッドは使用を重ねるうちに汚れがたまり、快適な睡眠環境を保つ上で定期的な洗濯が必要になります。
ただ、そのサイズや厚みによっては家庭用の洗濯機では洗いにくい場合もありますよね。
この記事では、敷きパッドを洗濯機で洗う場合の容量や、洗濯頻度、自宅での洗濯が難しい場合に役立つコインランドリーでの洗濯のポイントについてもご紹介します。
家庭用洗濯機での敷きパッドを洗濯する時の容量は?
自宅で敷きパッドを洗濯する際には、パッドのサイズと洗濯機の容量がポイントです。
シングルサイズの場合
シングルサイズの敷きパッドであれば、5kgの洗濯機で十分に対応できるため、一人暮らしの方でも安心して洗濯が可能です。
セミダブルダブルサイズの場合
セミダブルやダブルサイズの敷きパッドを洗濯する場合は、最低でも7kgから8kgの洗濯機が必要になります。
これは、特に共同生活をされている方々にとって、洗濯機を検討するポイントとなりますね。
ただし、セミダブルやダブルサイズでも厚みが1cm程度の薄いタイプであれば、5kgの洗濯機でも洗濯可能な場合があります。
そのため、小さい洗濯機しかない共同生活の場合は、選択する敷きパッドの厚みにも注意が必要です。
ただし、敷きパッドを無理やり洗濯機に押し込める行為は、敷きパッドの損傷や洗濯機の故障の原因となるため、絶対に避けましょう。
大事なのは、敷きパッドを無理に洗濯機に押し込めないこと。
敷きパッドを傷めるだけでなく、洗濯機自体の故障の原因になってしまいます。
敷きパッドの洗濯時には洗濯ネットが必要?洗う時のポイント
敷きパッドを洗う際には、洗濯ネットを使用してください。
洗濯機に直接入れると、敷きパッドの繊維が傷みやすくなります。
特に、ポリエステルやテンセルなどの敷きパッドは、ダメージを受けやすいため、洗濯ネットの使用を徹底しましょう。
洗濯するときは中性洗剤を使い、漂白剤や強酸性・強アルカリ性の洗剤の使用は避けてください。
また、敷きパッドの洗濯においては、柔軟剤の使用も推奨されません。
柔軟剤を使用すると敷きパッドの吸水性が落ち、汗を十分に吸収しなくなる可能性があります。
敷きパッドの洗濯頻度は夏や冬など季節で変わる?
季節の違いやシーツを敷いて寝る場合の敷きパッドの洗濯頻度をご紹介します。
季節による洗濯頻度
敷きパッドの洗濯頻度については、季節に関わらず一定で良いとされています。
これは、汗が主な汚れの原因であり、夏冬を問わず、寝ている間にかく汗の量は一定だからです。
一般的には、2週間から1ヶ月に1回程度が目安とされています。
夏冬共、約1カップ分の汗をかきますが、睡眠時の環境が暑過ぎるなど睡眠環境が悪い場合、汗の量はさらに増えて約2カップ分の汗をかきます。
その場合は、洗濯頻度を上げてくださいね。
シーツを敷いて寝る場合の洗濯頻度
敷きパッドに「直接寝る場合」と「シーツを敷いて寝る場合」では、洗濯の頻度が変わってきます。
- 直接敷きパッドの上で寝る場合:汗をより多く吸収するため、1~2週間に1度の洗濯が適切です。
- シーツを敷いて使用している場合:洗濯頻度を2~3ヶ月に1度にしても問題ありません。
敷きパッドの洗濯頻度を楽にしたい場合は、シーツの利用をおすすめします。
清潔な寝具を保つためには、定期的な洗濯と風通しの良い場所で干しましょう。
コインランドリー活用時の敷きパッド洗濯のポイント
敷きパッドをコインランドリーで洗濯する際には、いくつか注意する点があります。
まず、家庭での洗濯同様、洗濯ネットの使用は必須ですが、洗濯してはいけない特定の素材があることです。
特に、綿や羊毛含む敷きパッドは、コインランドリーでは適さない可能性が高いです。
綿製のものは乾燥が難しく、強力な乾燥機に長時間さらされると敷きパッドが損傷する恐れがあります。
また、羊毛入りのものは縮む可能性があるため、コインランドリーでの洗濯は推奨されません。
羊毛入りなどの推奨されない素材の敷きパッドは、専門のクリーニングサービスの利用をおすすめします。
コインランドリー利用前には、敷きパッドの洗濯表示を確認し、水洗いやタンブラー乾燥が不可と記載されている場合、コインランドリーでの洗濯は避け、適切な手段を選択してください。
敷きパッドを洗うために必要な洗濯機の容量は?のまとめ
敷きパッドを洗濯機で洗う場合の容量や、洗濯頻度などについてご紹介しました。
敷きパッドを適切に洗濯するには、洗濯機の容量に注意を払い、敷きパッドのサイズに合わせた容量を選択することが大切です。
シングルサイズは5kg、より大きなセミダブルやダブルサイズでは7~8kgの洗濯機が適しています。
洗濯の頻度は、季節に関係なく、直接敷きパッド上で寝る場合は1~2週間に1回、シーツを敷いて使用する場合は2~3ヶ月に1回が目安です。
特に暑すぎるなど睡眠環境が悪い場合は、洗濯頻度を上げてください。
敷きパッドの素材により特別な洗濯指示があるため、洗濯前に必ずタグの指示を確認し、適切なケアを心掛けましょう。
洗濯が難しいと感じた場合は、専門のクリーニングサービスの利用をおすすめします。
清潔な寝具は、質の良い睡眠への第一歩。
毎日を元気に過ごすためにも、ぜひこれらのポイントを実践してみてくださいね。